卒業生の壮行会

 3月18日に中3受験生の壮行会をやりました。
受験が終わってから、1ヶ月くらいずっと会っていなかったみんなと再び集合しました。
受験直前まで毎日のようにみんな塾に来て必死になって勉強してね。あの頃の切羽詰まった感というか、そういったものがみんな無くなって、さっぱりとした晴れやかな顔でしたね。

男子はそれほど変わっていなかったけど、女の子達はこれからのJK生活に向けて、ピアスをあけたり、化粧をしてたり、今までできなかったことを思いっきり楽しんでやるぜ!っていう気持ちが前面に溢れてましたね。

それでみんなで焼き肉食べて、ゲームをして、最後に記念撮影して。いい思い出になったかなと。

ちょうど彼らが中1になったとき、コロナで入学したばかりなのに、授業が無くて。その後も運動会や遠足も中止になったり、制限があったり。昼食も黙食とかでね。一番楽しみたい年頃なのに、中学生活のほぼすべてにおいて、自由にできなかった学年でもありました。

塾でも今まで見に行ってた運動会や音楽祭なんかも全くいけなくなって。彼らのことは教室で見るしかなかった。

壮行会の当日までほとんどマスクをとった素顔を見たことない子もいました。

そんな3年間だったけど、最後の最後に少しだけ、彼らに楽しい思い出をつくることができたとしたらね、本当にやってよかったなと。

これからはマスクの制限もなくなるし、やっと昔のような元の日常生活が戻ってくると思います。そんな彼らが高校生活を本当に充実したものにしてくれたらいいなあと思います。

今年の受験は、残念ながら全員合格とはならなかったけど、今回の受験の結果を何年後かに振り返ったときに、意味あるものにできるかどうかはこれから次第。

今の努力が未来をつくる。3年後、また進路を決めるときに、しっかり努力して前に進んだ人は、今回の結果にもよい意味づけをできると思うし、逆に高校でぷらぷらして何も進歩しなかったら、今回の結果はまったく意味のないものになってしまう。

ようするに何が言いたいかというと、ここからの3年間、考えて行動しろよと。ただ、楽しかったね、はい、おしまい!というのではなく、しっかり未来につながる行動をしろよと。そんな風に思うわけです。

頑張れ!お前達!!


以上、お疲れ様でした。                     文責 依田

 KS学院で検定チャレンジ!