通常授業再開!

16日月曜日から通常授業を再開しました。
先日のコロナ対策でお知らせしたとおり、今週は通常授業を30分延長しての再開。
時間割等のばたつきもあるものの、塾の中で子供達は元気な顔で課題に取り組んでいます。



やっぱりね、家の中でずっと閉じこもってるってのは、肉体的にも精神衛生上も辛いんだろうなと。
前までは学校終わってからの塾でしたから、疲れたような顔で来ている生徒もいましたが、今回はね、いつもは大変な塾のはずなのに。
なんだか、みんなの元気があふれておりますよ。
もちろん、アルコール消毒の徹底、体調管理の徹底、職員のマスク着用なんてのはビシッとやっております。

この2週間の間に映像授業の視聴、課題をやってLINEで提出、それをこちらで添削し、一人一人にコメントをつけ、直しを再提出させ……なんてことを繰り返していたのですが。

うちの教室では以前から生徒に一人一人タブレットを持たせていて、映像授業を見てきてもらい、課題を塾でこなすといういわば「反転授業」的なスタイルをやっているわけですが、この2週間で今までの課題がさらにはっきりしたというか。浮き彫りになったというか。逆にこのスタイルの有効性もわかったというか。

そういったところを少し書こうかと思っています。

まず、成績上位者、勉強のできる人
今回の映像授業はとてもプラス。なんなら、こちらが出した課題や進度以上にどんどん進めてくる生徒もいて、教室の自習開放のときにしっかりと質問を持ってきたり、課題のテストをこなしたりと、こちらが意図する理想の形で進めてくれました。

次に中間層
ここは強制力をかければ自学習をできる子達なので、きちんと課題提出の前日にアナウンスをすれば、しっかりと期日を守って課題を提出したり、直しを進めたりできていました。ただ、ノートの取り方が甘かったり、課題のこなし方もまちまちだったりしたので、やはり教室でしっかり小テストや口頭テストでチェックする必要があるなと。

下位層
問題はここ。まず映像視聴がきちんとできない。映像視聴をしたと言ってもただ流しっぱなしなのか、ノートはきちんととっていない、映像授業の通りに課題を進めて欲しいのに課題の進め方がめちゃくちゃ。問題の解き方がめちゃくちゃ。
結局、塾で映像の見返し、ノートの取り方を指導して、その後、口頭テストや小テストをこなすという形になっていた。
それでも、1回は映像を見てはいるので、教室で一から授業をするよりは効率はよいのだけれど。おそらく学校の授業なんかでもノートはとってないんだろうし、話もろくに聞いてないんだろうなあ。ビデオを何度も反復視聴させ、その都度、ノートをとるタイミングや話を聞くこつなどから指導していく必要があるぞと。

まあ、こんな感じで、さっそくこの2週間で、同じメソッドを与えてもそれを使って学力を伸ばせる生徒とそうでない生徒の差は大きく開きました。収穫だったのは、この春はじめて映像授業を導入した小学生達もある程度このスタイルにフィットできたこと。(もちろん上位、中間、下位の差はありましたけどね。)

うちとしては、上位層、中間層、下位層の生徒達それぞれにとって、教室という「箱」の意味、そこに足を運ぶ意味をしっかり提供できているので、これからも今のスタイルを維持しつつ、学力を上げていこうと強く思っています。

ということで、コロナの余波はまだまだ世間を騒がせておりますが、皆さんコロナに負けいないように、心が折れないように、来年にはこんなこともあって大変だったよねと笑って語れるように、頑張りましょう!!
以上 お疲れ様でした。 
文責:依田


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