自問自答

ドラゴン桜のドラマの中で
阿部寛が
「ひな鳥が餌が欲しくて巣の中でピーピー鳴いているとき、親鳥はどうすべきだと思う?」
と尋ねると新人教師(確か長谷川京子)が
「餌をとってきて食べさせてあげる!」と答える。



すると阿部寛が「違うな。おまえは何もわかっていない。それではひな鳥はいつまでも餌をほしがって、それに対して親鳥はいつまでも餌を与えるの繰り返しだ。ひな鳥はいつまでたっても親から餌をもらうだけで大きくなっても餌をとれず一人前の鳥にはなれない。」という。

新人教師は多少キレ気味に「じゃあ、正解は何ですか。」と尋ねる。

阿部寛は言う。「餌の採り方を教えることだ!!」とドヤ顔で答える。

たしかこんなだったような気がします。阿部寛好きでしてね。もちろん今やっている「まだ結婚できない男」も見てます。

いつも塾の仕事をやっているとよくこのシーンが自分の中で出てきましてね。
「生徒たちがわからなくて教えてください。と言っているとき、おまえはどうする?」

「すぐにわからないところを教えてあげる!!」

「違うな。おまえは何もわかっていない。それでは生徒たちはいつまでもわからなかったら自分で調べたり考えたりしようともせず、それに対しておまえはいつまでも答えを教えるの繰り返しだ。生徒たちはいつまでたってもわからなければすぐに人に教えてもらうことが癖になって自分で調べたり、考えたりすることができず勉強ができるようにはならない。」

勉強できる生徒はかならず自分で餌をとる術を身につけている。つまりはある程度の年齢になったら自学習ができるようになっています。そういう子は親や周りの大人たちが決して子供に簡単には餌をやらず、しっかり餌の採り方を教えてるんでしょうね。

確かにわからない問題をすぐに教えちゃうとか、なんなら代わりに解いてあげちゃうなんてことをすれば時間的にも短くてすむし、もめることもないし、楽なんでしょうけどね。
でも、それはほんとに生徒のためになるのかね?

でも、塾はやっぱりサービス業だから、生徒が困っているときにスッと解決してあげることも商売上は大事だったりして。

これは常に自問自答のテーマです。