テスト対策の使い方間違えてないかい?

お疲れさまです。今回のテスト対策を終わって思ったこと。
まず間違えてほしくないのはテスト対策とはアウトプット中心の演習だよってこと。そりゃあインプットもやるけど、理想はインプット3:アウトプット7くらい。



わかりやすく言うと、すでにテスト対策前にある程度今回のテスト範囲の知識は自分の中にもっていて、それをテストの時に間違えないように練習しましょう!!ってのがテスト対策です。
例えばね、英語でいえば、だいたいテスト範囲に出てくる単語とか熟語とか文法なんかは一通り分かっている状態で、それをテストの時につづり間違えをしないとか、時制や三単現を間違えないとか、練習問題や過去問を解いたりして、どんな風に問題が出るのかとか自分がどんな間違いをしやすいとか、どこを気をつければよいとかそういった確認をするってこと。
間違ってもテスト範囲の内容を全然分からんから1から説明をしてもらって内容を理解しましょうっていう場ではないよってこと。

そんな基本内容のインプット(単語を覚えたり、漢字を覚えたり、基礎計算のやり方を教わったりする)の段階からやっていたら、全教科を2週間のテスト対策で良い点数をとれるところまで仕上げることは時間的にムリ!!
効果的なテスト対策をやりたかったら、その前の段階で基本事項の暗記とか基礎計算の練習なんかはしっかり終わらせておかないといかんでしょ。

中3生なんかは普段から社会とか理科の授業もやっていますから。基本事項の暗記なんかもしっかり終わってますから。だからテスト対策でも時間が足りない問題はおこらなかったけど、中1中2の社会理科はひどかった。普段塾でやっていない科目をテスト前まで勉強してなさすぎ。せめて教科書とか学校のプリントとかワークなんかはやっておいて、重要事項のピックアップと半分くらいは暗記をやっておきましょうよ。
教科書は読んでない、学校の先生の話もろくに聞いてない。小学校の時からの下積みも全くない状態でテスト対策に参加するのは無謀もいいところ。

1学期はね、まだ学校のテスト範囲自体が少ないところも多いからインプットから始めてもなんとかなったさ。時間的にも多少の余裕はあったさ。だけど、範囲が増える二学期のテストで同じようなことをやったらそりゃあ間に合わないでしょ!!
結果、社会や理科の勉強に比重がかかりすぎて本来の英語や数学の演習も全然できなくなっちゃってる人もいたよね。そりゃ点数下がるの当たり前でしょ!
テスト対策開始時点でまさに詰んでる状態!無理ゲーもいいところ。

しっかり勉強を理解するために学校の授業や塾の通常授業があるわけだし、基礎力を身に付けたければ講習会とかが超大事!!(なんか宣伝みたいになっちゃうけど。)

普段勉強やっていない奴がテスト前にテスト対策でちょこっとその科目を勉強したからって点数はあがらんぜよ!いくらなんでも虫が良すぎ!!そこをまずはしっかり考えて普段の学校の授業や塾の授業を受けて下さい。もちろん中1中2でもそこをきちんと分かっている人はいたけどね。でもわかっていない人もいっぱいいたよね。

以上 お疲れ様でした!!
                              文責 依田
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