来年4月から小学校で使われる教科書の検定が終了したそうで。来年からは英語も教科化され小学校高学年の英語は今回が初めての教科書です。
これまでの小学校の英語は話したり、聞いたりする内容が中心でしたが、5年、6年の教科書が作られたことで読んだり、書いたりする内容も盛り込まれます。
そして、なんと単語も600語以上が使われているそうです。600語って相当ですよね。(昔の中学生の教科書なみじゃないか??)
まあ、どんな単語が収録されているかにもよりますが、これを全部読み書きできるところまでやるというなら、その労力は相当なものです。
文法も現在進行形や接続詞を使ったりする文章は扱わないようですが、一方で過去形や疑問文などもあり、それなりにしっかりとした文法もやるようです。
(私個人の意見としては、国語の文法しっかりやったほうがいいだろ!と思いますが。)
いずれにしてもしっかりと中学校や高校の英語の勉強につながっていくようになるといいなあと感じています。
そして、今回検定に合格したすべての教科書のページ数ですが、前回に比べて10%増えて過去20年で最大となったそうです。ゆとり教育が行われていた平成17年度(今から14年前の小学生達)の検定と比べると60%以上増加していて、脱ゆとりがさらに進んでいるそうです。
結局やる内容が増えれば増えるほど、それをしっかり読むことができる力、書く力、覚える力などが重要になりますね。それがしっかりできなければ消化不良をおこすのみ。
小学生の皆さんは中学生になったときにすでに手遅れ!という状態にならないように早い時期からしっかりとした学習習慣をつけるべきですね。(^^;)
以上 お疲れ様でした。 文責:依田