さて、KS学院堀西校では、GW休み明けから、各中学校の中間テスト対策が順次始まっています。
ここでやっぱり注目するべきは新中学1年生。
中学1年生の生徒さん達は小学校からいた生徒もいれば、中学生になってから塾に入ってきた入塾ホヤホヤの生徒さん達もいます。
ここで大事なのは、
小学生のうちにきちんとした学習習慣がついているか。
まさにこの1点に尽きます。
はっきり言いましょう。中学1年生の最初の中間テストなんていうのは内容自体は全然難しくない。
ただ、それでもこの中学生の勉強量に圧倒されてしまう生徒が多いのも事実です。
「ある程度の量の覚えものをしっかりと覚えることができる。」
「問題をしっかり読むことができる」
「ノートをしっかり書くことができる」
「こちらが言った作業をきちんとこなすことができる」
どれも大人から見たら当たり前のことであり、こんなことは小学生のうちからきちんと身に付けておくべきことです。ただそれができない生徒が多いのも事実。
うちの塾に入ってくる生徒さん達で、これらが最初からきちんとできている子は稀です。
でもね、これらの基本ができるようにならないと何を教えても身に付かない。
だから毎年のことですが、中学1年生の生徒さん達はこれらの基本が出来ているかを注意深く見守り、きちんと出来るように指導するところからスタートしています。
今回の中間テスト対策はその見極めをする大切な期間です。
これらの基本がきちんと身に付くには最低でも半年から1年はかかります。これらがきちんと出来るようになった生徒は学校の授業でも塾の授業でも教わったことをどんどん吸収して学力が上がっていきます。
でも、これらの基本が出来ない生徒は、学校や塾で授業を聞いても、ザルのように抜けていってしまいます。
今年の1年生がどのくらいできるのか見守るとともに、今年2年生、3年生になった生徒さん達がすばらしく成長したなあと感心しています。
やはり
塾で1年過ごした時間は彼らを確実に成長させています。
これは我々にとって嬉しいことです。
基本を身に付けるには、「単純作業の反復」という地味で忍耐力のいる作業をしなければなりませんが、これをきちんとやることで確実に勉強の土台ができあがるんですね。
スポーツでも同じですね。やっぱり基礎は大事。
さて、本題の「小学校のうちから勉強した方がいいの?」ですが...
結論から言えば、YES!です。
別に先走って中学生の勉強の知識を習っておけとかそー言うことではなくてね。
しっかりとした勉強習慣はつけておけよと。
上に書いた
「ある程度の量の覚えものをしっかりと覚えることができる。」
「問題をしっかり読むことができる」
「ノートをしっかり書くことができる」
「こちらが言った作業をきちんとこなすことができる」
くらいのことはできるようになっておけよと。
そうしないと中学生になったら苦労するぞと。
「小学生のうちは他の習い事もあるし、忙しい」と言われる方もいるけれども。
「中学生になって部活なんか入ってきたらそっちの方がよっぽど忙しくなるよ」
「高校生でさらにバイトなんか始めようものならもっと忙しいよ」
と言っときましょう。
小学生のね、勉強の内容も量も簡単なうちから習慣をしっかりつけておいたほうがいいに決まってるでしょ。
そのように思いつつ今日のテスト対策もビシッとやっていきたいと思っています。
以上 お疲れ様でした。
依田