明日はいよいよ県立高校入試の日ですね。
今までの総決算です。
ここまでの道のりは長かったような、あっという間だったような。
10日の私立併願で合格をもらったからか多少はリラックスした雰囲気の中で前日を迎えているように思います。
入試では「合格」「不合格」のどちらかしかありませんし、今までの皆さんは「がんばってきた過程を評価」してもらえてきましたが、こと入試に関しては「結果」のみが評価されます。
でもね、そんなことはわかっちゃいるけど、1年前の皆さんと比べて今の受験生としての皆さんがどれだけ成長したか、どれだけしっかりしたか、近くで見ていてよくわかっているつもりです。
「暗記がとてもはやくなったこと」
「計算のミスがなくなったこと」
「文章を読み間違えしなくなったこと」
「テストの点数が上がって自信がついたこと」
「逆に油断したらテストの点数が下がってしまったこと」
「真剣にテストを受けようとして緊張のあまり頭が真っ白になったこと」
「答案欄を間違えてすべて×になってしまったこと」
「おそらく今日の夜は緊張で眠れない夜をすごすだろうこと」
「当日の朝はご飯も喉を通らないだろうこと」
「合格発表の日にドキドキしながら封筒をもらうこと」
「試験を自己採点して大泣きしたこと」
「面接で声が震えたこと」
「すべてが終わって泥のように眠ったこと」
「合格した喜び」
「一緒に合格発表を見に行った友達が不合格で気まずくなってなんて声を掛けて良いのか
わからなかったこと」
「それでもその横で親に合格の喜びを伝えたこと」
これらすべては経験として間違いなく皆さんの糧になります。合格・不合格関係無しにね。
そしてそれは次のステージに進むときの大きな武器になる。
僕らはもちろん塾をやるものとしてこんなことを言ってはいけない。
目指すは全員合格!のみです。
だけど、真剣に物事に取り組み、挫折し、悩み、それでも立ち上がり頑張ってきた者には
かならずそれだけの経験が宿り、成長します。
それが一番大事なことだと思います。
後は皆さんの努力に対して「合格」という結果がついてくることを祈ります。
「がんばれ!!お前達!!」